40代 4児の母 着床前診断で産み分け 歓喜と撃沈

4児(女、女、男、男)の母です。自分が着床前診断について調べたとき、ネットでの実体験ブログが少なかったため、ここに詳細を記載したいと思います(経験したのは、自然妊娠、体外受精、SIDS、稽留流産、産み分け)

5者5様の出産ストーリー③

三人目(自然妊娠、女の子):

 

三人目の時は破水始まりでした。

すでに予定日を3日過ぎており、

心配した両親が遊びに来てくれる予定の日でした。

 

上の子の迎えから自宅に戻って間もなく父が到着。

陣痛が始まる兆候もなく、のんびりと過ごしていました。

ふと、お手洗いに行こうと席をたち、トイレに向かったその時、

ばしゃーーー

 

何かが水の音。

さすがに3回目なので、「破水」だとわかり

すぐに産院に電話すると すぐに病院にきてください、とのことで

上の子を父に託し、タクシーで病院に向かいました。

 

病院に到着後しばらくして、職場から駆け付けた主人が到着。

まだ、陣痛はきていないものの、始まったら(経産婦さんは)早いから、、と。

(前回、そういわれて長かかったので、この言葉はあまり信じられず、、、)

 

夕食がでてくる頃には お腹の痛みも始まり、

ああ、あの怒涛の陣痛の波が、、と少しだけビビりはじめるやいなや、

痛みはどんどん強くなり、

先生もこれは今日中に産まれるな~と。。

 

今日中ってことは、立ち合い希望の旦那が家に帰るのは夜中になってしまうので

上の子を託している両親には泊まってもらわなければ!と母親に電話すると、

なんと、

「虫の知らせがしたのよー だからお父さんと私のお泊りセットもってきてるから

 大丈夫よー」と母親。

(母親ってほんと偉大です)

 

安心したこと(?)でお産もすすみ、

前回よりは、痛みを逃すことも上手になり、

旦那も同様に、サポートも上手になり、 よし!今回は叫ばずに出産できそうだ!

と、思っていたのですが、

またまた最後でなかなかでてきてくれず、

ついに、24時を超えてしまいました、、

 

その時、先生が、「隣の妊婦さんといい勝負だなぁ どっちが早いかなぁ」と。

どうやら隣のLDRにも まさに出産しようとしている妊婦さんがいたようで

夜間のため先生がひとりで 2つの部屋をいったりきたり、、

 

ここで

なぜなのか、ライバル心なのか、ただ単に早く痛みから解放されたかったのか、

おしりに火がついた私が(赤ちゃんが)ラストスパートし 無事出産しました。

今回はそれはそれは痛かったけれども、3回目にして初めて

発狂せず、逃げ出そうともせずに、出産できました。

 

出産直後は、がんばった自分と生まれてきた赤ちゃんのかわいさと

ホルモンの影響で、猛烈な 出産ハイになり、

3時間ほど、旦那にずーーーっと話しかけてました。

 

後日、

隣で出産していた方とお話しする機会があったのですが、

先生が私の出産で まさに3人目を取り上げている時、

彼女の赤ちゃんも頭が見えていたらしく、

助産師さんや旦那さん総出で、「先生!せんせーーーーーい!」と叫んで

先生を呼んでいたと。。

しかし 二人を競わせる(?)先生は後にも先にもこの方だけでした、ね。