本格的に産み分けを考えだした私達は、
「着床前診断」「産み分け」などと検索すると
最上段にヒットする会社に連絡し、資料を取り寄せ、そして面談をしました。
面談では主に、具体的な方法、想定される費用、そしてそれまでの成功率について聞きました。
方法は、国内で凍結した受精卵を米国に輸送し、現地で融解、一部を抜き出し検査、
最凍結した受精卵が日本に返送され、希望の受精卵を戻す、というものでした。
それまで対外受精に関してもあまり知識のなかった私たちにとっては
それは、本当に驚きの方法でした。
0.1mmぐらいの受精卵が輸送?再凍結?そんなことして大丈夫なの?
にわかには信じられませんでしたし。
輸送中に何かあってしまったら?
その米国の会社は信用に足るのか?
とにかく 頭の中は「???」ばかりでしたが
何度も何度も丁寧に説明してもらい、
なんとか、方法については、なんとか「理解」はできました。
ただ、同時にリスクも考えねばならず、
当然のことながら、郵送中に何かがあることもあるわけですし、
仮に全てがうまくいって、受精卵が戻ってきても、
そのすべてにおいて、何かの異常が見られることもあれば、
希望の性別がない、ということもある、ということ。。。
面談を終え、理解はしたものの、、、これを実行に移すには、
正直、だいぶ時間がかかりました。
今振り返っても、夫婦で相当勇気をだして、決断したことだと思います。
それは費用面でも、、、、