着床前診断は、
受精卵の段階で 遺伝子や染色体の異常があるかを検査するものです。
異常がある受精卵を戻しても、着床しない、または流産してしまうことが多いことから
この診断により、異常のない卵だけを体内に戻すことによって
着床率や妊娠率があがる、というものです。
流産の多くが染色体の異常によるものと言われており、
35歳以上では受精卵の6割以上に染色体以上がみられる、とか
そう考えると、この検査で異常がないと判断された卵さんたちには
何一つ異常がなく、体内に戻せば必ずや妊娠するもの、、、と考えてしまいそうですが
今回、私は2回目の移植で
「着床前診断にて 異常なし」と診断された卵にて流産しました
先生いわく、検査したとはいえ、あらゆる疾患を検査したわけではなく
仮に心臓に何か疾患があったかもしれないし、
その部分は現時点で原因を把握することは難しい、とのこと。
実際、着床前診断の会社から説明をうけた際も言われてたことですが
着床前診断にて異常なしと判明した受精卵であっても
着床しない、妊娠にいたらない、ことはあります。
今回、この現実を身をもって知りました。